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大阪の老舗「づぼらや」閉店 食文化、地元が守ろう=澤俊太郎(大阪社会部)

クレーンにつるされて撤去される、づぼらやの名物看板「ふぐちょうちん」。後ろに写るのは通天閣=大阪市浪速区で9月3日午前1時13分、澤俊太郎撮影
クレーンにつるされて撤去される、づぼらやの名物看板「ふぐちょうちん」。後ろに写るのは通天閣=大阪市浪速区で9月3日午前1時13分、澤俊太郎撮影

 大阪の老舗フグ料理店「づぼらや」(大阪市浪速区)が15日に閉店し、100年の歴史に幕を閉じた。観光名物だった立体看板「ふぐちょうちん」も撤去され、街はどこか寂しげだ。づぼらやだけではない。少し前まで訪日外国人(インバウンド)でにぎわっていた飲食店の多くがコロナ禍であえぎ、「天下の台所」と呼ばれた大阪独自の食文化も窮地に立たされている。インバウンド需要に依存するのではなく、地域住民の支えがあってこそ、伝統の味は守られるのではないか。老舗の閉店は、食文化の課題を私たちに突きつけている。

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