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賢い選択

新型コロナ治療/下 薬の使用、効果証明を待って

デカドロン=日医工のウェブサイトより

 新型コロナウイルス感染症を巡り、ワクチンや治療薬への期待が高まっている。しかし、そもそもウイルスによる感染症は、軽症であれば治療薬が不要なケースも多い。適切な医療の選び方を紹介する連載「賢い選択」の新型コロナ治療編最終回は、治療薬やワクチンの使い方について考えたい。

 ●自己判断はしない

 「状況を一変させる存在になる」。トランプ米大統領は記者会見などで、抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」が新型コロナウイルス感染症に効くと公言。予防のために自身で服用するほどだったが、死亡率の低下や早期回復の効果はまだ確認されていない。

 新型コロナウイルス感染症の治療では、複数の既存薬が候補に挙がったが、国内で承認されたのは、エボラ熱の治療薬候補「レムデシビル」と、ステロイド系の抗炎症薬「デキサメタゾン」の二つで、新薬もまだない。患者の経過をまとめた症例報告で効果があるように見えても、偶然かもしれない。患者を無作為にグループ分けし、薬を使う方をそうでない方と比べて初めて効果を証明できる。

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