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都市対抗野球2021

社会人野球日本一を決める第92回都市対抗野球大会(11月28日~12月9日)に関する特集サイトです。

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名門・三菱重工名古屋 最後の雄姿 主将の目には涙 来季からチーム再編

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【JR東海-三菱重工名古屋】七回裏三菱重工名古屋2死、吉田承太が二ゴロに倒れる=愛知県の岡崎市民球場で2020年9月30日、鈴木英世撮影
【JR東海-三菱重工名古屋】七回裏三菱重工名古屋2死、吉田承太が二ゴロに倒れる=愛知県の岡崎市民球場で2020年9月30日、鈴木英世撮影

 第91回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)の東海2次予選は30日、愛知県の岡崎市民球場で第6代表決定トーナメント1回戦があり、三菱重工名古屋は0―3でJR東海に敗れて予選敗退が決まった。三菱重工業の四つの野球部が兵庫県の神戸・高砂、横浜の2チームに再編されるため、三菱重工名古屋として最後の公式戦になった。

野球を続けられた幸せ実感

 三菱重工名古屋の主将、吉田承太はベンチから声を出し続けた。しかし、JR東海に及ばず、予選敗退。試合が終了し応援に来てくれた人たちにあいさつしようとスタンドを見上げた時、目が潤んだ。「これだけの人に応援してもらえたんだ」。このチームで10年以上にわたり、野球を続けられた幸せを感じた。

 5年ぶりに主将になった今季、若手の成長もあって34歳のベテラン内野手の出場機会は減った。それでもチームをもり立てようとベンチから「前向きに、前向きに」などと声を出し続けた。「みんな、諦めることなくプレーができていたと思う」と振り返る。

 しかし、自らのプレーで引っ張ることができなかった。七回2死走者なしで代打に送られたが、二ゴロで凡退。反撃の機運を高められなかった。2次予選では代打で3試合に出場したが無安打。「もっと貢献できていれば」と悔やんだ。

恩返しの思いで過ごした11年

 三菱重工名古屋には社会人2年目の2010年に加入した。09年に関東学院大から入社した強豪の日産自動車がその年限りで休部。日本選手権で4強入りし、首位打者賞に輝いたが、移籍先が決まるまで不安の中でのプレーだった。窮地を救ってくれたのが、…

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