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コロナ禍を生きる

地域医療死守へ奮闘 やぶ医者大賞・小谷の中井さん インフル同時流行に備え /長野

感染防止のため「ドライブスルー会計」を続けていると説明する小谷村診療所の中井和男所長=長野県小谷村中小谷で2020年9月8日午後4時23分、林田七恵撮影

 新型コロナウイルスとインフルエンザが同時に流行した場合、医療過疎地はどうしたらいいのか――。地域医療への貢献をたたえる今年の「やぶ医者大賞」に選ばれた小谷村ただ一人の医師、中井和男さん(50)に、へき地ならではのコロナ禍の課題を尋ねた。【林田七恵】

 人口3000弱の小谷村唯一の医療機関、小谷村診療所の所長を2011年から務める中井さん。専門医研修を受け入れることもあるが、原則、日々の診察から学校医、デイサービスセンターの所長まで村の医療に関わる全てを一手に引き受ける。バスの運行やインフルエンザの流行度合いによって、1日に診る人数は10~70人。北端部での巡回診療や、診療所に通えない患者の往診も手掛ける。

 その中で全国に広がった新型コロナ。診療所では患者の受け付けを駐車場に止めた車内で行い、会計をドライブスルー方式に変更。かかりつけ患者の薬を電話で処方する「電話再診」も導入した。幸い近辺では感染が広がらず、中井さんは「高齢者の受診控えも起きず、病気への恐れから生活を壊している人はいなさそう」と安堵(あんど)する。

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