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作家の中村文則さん=東京都千代田区で2020年1月23日、宮間俊樹撮影

 報道に触れると、やれ菅義偉首相が苦労人であるとか(別にお金持ちの生まれだが)、パンケーキが好きだとか(いや、というか、大体の人は好きだろう)、とにかく好感を抱かせるように持ち上げるものが多く、正直気持ち悪かった。

 安倍政権が終わっても、マスコミの一部は忖度(そんたく)や、「よいしょ」することを一時も我慢できないらしい。そして政権の支持率が高めだった結果を受け、そのマスコミが「菅政権の支持率の高い理由」を分析していたのには飲んでいたコーヒーを噴き出しそうになった。「私たちがよいしょしたからでやんす」とでも書けばいいんじゃないか。

 日本は第二次大戦の敗戦までの17年間で、実は政権が17回も代わっている。明確な独裁者がいないのに独裁が続き、亡国へ突き進んだ世界でも稀(まれ)で特殊な国だった。その特殊性の片鱗(へんりん)が、再び見え始めたのかもしれない。

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