県域水道一体化巡り 大和郡山との溝深く 知事「離脱宣言と受け止め」 /奈良

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 2025年度の事業開始を目指す「県域水道一体化」を前に、大和郡山市が水道事業会計の貯金の一部約28億円を一般会計に移した問題で、上田清市長が元に戻すよう求めた県などの要請を受け入れない考えを明確にしたことに対し、荒井正吾知事は30日、「(市は一体化からの)離脱を宣言したのかと受け止めている」と不快感をあらわにした。水道一体化を巡る県と市の「対立」は深まりを見せている。【久保聡】

 県域水道一体化では、構成自治体の資金や負債を含む全ての水道資産を新事業体(企業団)に引き継ぐ前提で議論が進められている。これに対し、市は6月議会で承認を得て、水道事業会計の蓄えの一部にあたる約28億円を「市の財産」として確保する形で一般会計に移した。

この記事は有料記事です。

残り426文字(全文743文字)

あわせて読みたい

注目の特集