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ノーベル賞 注目の研究者たち

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 ノーベル賞の発表が5日に始まる。日本からは2000年以降、自然科学3賞で19人が受賞しており、今年も決まれば3年連続となる。注目の研究者は誰で、どんな研究を手がけているのか。医学生理学賞、物理学賞、化学賞のそれぞれで展望する。(3面に質問なるほドリ)

 ●医学生理学賞(5日)

 医学生理学賞は、生体や器官の機能を解明する生理学と、病気治療や創薬など医学分野で重要な発見をした人に贈られる。過去の受賞テーマには、コンピューター断層撮影(CT)の開発(1979年)▽ピロリ菌の発見(05年)▽体外受精技術の開発(10年)――など重要な発見や技術開発が並ぶ。日本からは人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作り出した山中伸弥・京都大教授(12年)ら5人が受賞した。

 今年の注目は、過剰な免疫細胞の働きを抑える「制御性T細胞」を発見しその働きを解明した坂口志文(しもん)・大阪大特任教授(69)だ。6月には免疫学や微生物学の優れた研究をたたえるドイツのロベルト・コッホ賞も受賞した。

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