東証システム障害、復旧の見通し立たず 売買停止続く 札幌、名古屋、福岡も
毎日新聞
2020/10/1 11:09(最終更新 10/1 14:34)
有料記事
534文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
日本取引所グループ(JPX)傘下の東京証券取引所は1日、システム障害が発生したことから、取引開始時刻の午前9時から全銘柄の売買を停止した。復旧を急いでいるが、見通しは立っていない。東証のシステムを使っている札幌、名古屋、福岡の3証券取引所でも売買を停止した。東証の約3700の全銘柄の取引が停止するのは異例で、企業や投資家の経済活動への広範な影響は必至だ。
東証は午前9時の取引開始直前、売買停止を発表した。相場情報の配信に障害が生じているという。午前9時を過ぎても取引は始まらず、各銘柄の株価が表示されるディスプレーは真っ暗のまま何も映らなかった。日経平均株価や東証株価指数などの指標も正常に算出されない状態が続いている。
この記事は有料記事です。
残り221文字(全文534文字)