「下半期の出ばなくじかれた」証券会社も混乱 顧客から問い合わせ殺到 東証システム障害

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 東京証券取引所で1日朝に起きた、株式全銘柄の売買停止という異例の大規模システム障害。証券会社には顧客からの問い合わせが殺到し、投資家の間に不安の声が広がった。障害の原因は分かっておらず、経済のインフラである東証の信用が失墜しかねない。

 いちよし証券(東京都中央区)では、東証のシステム障害が発生した直後から「取引はいつから再開するのか」といった問い合わせの電話が相次いだ。広報担当者は「下半期スタートの日に出ばなをくじかれた。顧客の取引ができず、再開を待っているだけだ。本当に困っている」と嘆いた。

 インターネット取引が中心の松井証券(同千代田区)にも問い合わせが相次いだ。広報担当者は「お客様に影響が出るのが一番困る」と語った。野村証券、大和証券、SMBC日興証券などは顧客向けに取引停止を知らせる告知を出した。大手証券の広報担当者は「朝から対応に追われている」と疲れた様子だった。

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