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京都市バス路線の75%赤字 乗客激減が運転士不足に追い打ち 19年度

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2019年度の営業成績が大幅に悪化した京都市バス=京都市上京区で2020年9月30日午後3時7分、矢倉健次撮影
2019年度の営業成績が大幅に悪化した京都市バス=京都市上京区で2020年9月30日午後3時7分、矢倉健次撮影

 京都市バス全84路線のうち2019年度は63路線(75・0%)が赤字で、18年度から12路線増えたことが京都市交通局のまとめで分かった。バス運転士の担い手不足による運行コスト増に加え、新型コロナウイルスの感染拡大による乗客の激減が追い打ちとなり、18年度から継続して運行している83路線のうち94・0%となる78路線の収益が悪化した。市交通局は、20年度は4~7月期に市バス、地下鉄の合計で約72億円の減収となっており、更なる収益悪化が避けられないとしている。

 各路線が黒字か赤字かは「営業係数」で判断される。営業係数は100円の収入を得るために必要な費用を表し、100未満は「黒字」、100を超えると「赤字」となる。

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