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36歳で急死ラガーマン「ユハさん」 湯原祐希さんが誰からも愛された理由

ラグビークリニックで子どもたちを指導する湯原祐希さん(右)=近鉄花園ラグビー場で2014年4月27日、宮武祐希撮影

 ラグビーの元日本代表フッカーで、トップリーグ(TL)東芝のFWコーチ、湯原祐希(ゆはら・ひろき)さんが9月29日、死去した。36歳の早すぎる突然死。東芝によると、葬儀は新型コロナウイルスの感染状況を踏まえた遺族の希望で、チーム関係者ら近しい人で営まれる。縁の下の力持ちとして、「ユハさん」は誰からも愛されるラガーマンだった。【谷口拓未】

 「特別な選手で、いつもチームのサポートに徹する誇りある一員でした」。そう語るのは、ラグビー・イングランド代表のエディー・ジョーンズ監督。湯原さんがメンバー入りした2015年ラグビー・ワールドカップ(W杯)で日本のヘッドコーチ(HC)を務めた。湯原さんの悲報を受け、マネジメント会社を通じ「大きな笑顔を見せながらも一生懸命練習に打ちこみ、スクラムでは素晴らしいテクニックを持ち、私欲とは無縁の選手でした」とコメントした。

 東芝によると、湯原さんは9月29日朝、東京都府中市にあるチームのクラブハウスで、自らのトレーニングのため自転車型マシンをこいでいる時に倒れた。近くにいたチーム関係者が119番通報するとともに、自動体外式除細動器(AED)などで救命措置を行った。だが、搬送先の病院で息を引き取った。前日の28日も普段と変わらぬ様子でグラウンドに立っていた気鋭の指導者の早世に、悲しみが広がっている。

 「前日も笑顔で指導し、コーチ陣でキックテニスをしていました。倒れて運ばれたと聞いた後も、ユハさんなら笑って帰ってきてくれると信じていただけに本当に苦しいです」。東芝の共同主将で19年W杯日本代表のFW徳永祥尭選手(28)は無念さをにじませる。

 湯原…

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