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母からもらった腎臓

生体間移植を経験して/3 「腎臓は、まだ生きています」 医師から勇気 「透析」に踏み切る /山梨

自宅から日本医大武蔵小杉病院への道中。高層ビル群が見えると、武蔵小杉は目の前だ=倉岡一樹撮影

 <前回までのあらすじ>

 むくみが足から全身に広がり、75キロだった体重が2017年3月中旬には117キロまで増えた。単身赴任先の名古屋市の病院で「糖尿病性腎症の発展形としてのネフローゼ症候群」と診断され、即入院する。体重が94キロに落ちた3月26日に退院。紹介された大学病院で本格的な治療を受けるため、川崎市の自宅に戻る。

 17年3月27日、川崎市は雨。しかも冬に戻ったような底冷えの日だった。「僕の心みたい」と安っぽい感傷に浸る余裕は、まだあった。妻の運転する車で、日本医科大学武蔵小杉病院(川崎市中原区)に着くまでは。「透析」という言葉を聞くまでは――。

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