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東西ドイツ統一30年/下 思考、柔らかい軸 コロナ禍 EU共債容認

コロナ拡大を受け再び規制強化策を打ち出したメルケル(中央)=ベルリンで9月29日、AP

 今年7月、ドイツの首相アンゲラ・メルケル(66)の「方針転換」が話題になった。新型コロナウイルスによる危機からの経済再生を目指し、欧州連合(EU)が共同債発行による復興基金を創設することに同意したのだ。財政規律を重視するメルケルは従来、他国の借金を肩代わりするような共同債に反対してきた経緯があり、2012年には「共同債なんて私が生きている間はない」とまで言い切った。だがメルケルが言う「第二次大戦後、最大の試練」となったコロナ禍を前に姿勢を変えた。

 「彼女には際立ったイデオロギーはありません。その思考はプロテスタント、あるいは(物理学者としての)自然科学的な発想から来るものです」。メルケルが政治の道を歩み始めた際、最初に所属した東独市民運動「民主的出発(DA)」の創設者の一人、エアハルト・ノイベルト(80)はそう語る。

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