連載

エンタメノート

お笑い、大衆芸能、放送などエンタメ全般を取材してきた、油井雅和記者が「舞台裏」をつづります。

連載一覧

エンタメノート

再放送「ちゅらさん」でモヤモヤ気分吹き飛ばしたい 沖縄ブーム起こした朝ドラの力

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
NHK朝ドラ「ちゅらさん」でヒロインを演じる国仲涼子さん(中央)と、主題歌「Best Friend」を担当するKiroroの玉城千春さん(右)、金城綾乃さん(左)=2001年、油井雅和撮影
NHK朝ドラ「ちゅらさん」でヒロインを演じる国仲涼子さん(中央)と、主題歌「Best Friend」を担当するKiroroの玉城千春さん(右)、金城綾乃さん(左)=2001年、油井雅和撮影

 今や沖縄の観光スポットとして欠かせない「沖縄美ら海水族館」。「ちゅらうみ」と読めない人はほとんどいなくなった。「ちゅら」とは美しい、清らか、という意味。

 でも、19年も前とは思えないのだけれど、国仲涼子さん主演のNHK朝ドラ「ちゅらさん」が放送された2001年には、地元と沖縄好きの人をのぞけば、その意味も、そしてアクセントもわからない人が大勢いた。正しいアクセントは「東京」と同じなのだが、「○○さん」と他人を呼ぶように使っていた人が、番組開始まではずいぶんいた。

 ドラマが始まると、何度目かの沖縄ブームを起こすほどの人気ぶりで、続編も作られた。なかでも、沖縄を代表する俳優、平良とみさんがナレーションとともに演じた祖母役は、「おばあ」という呼び方をあっという間に広めた。プロデューサーを務めた菅康弘さんが「古波蔵ハナ、という役名があるのに、誰も役名を知らない。おばあ、おばあって」と、うれしい悲鳴を上げていたのが懐かしい。

この記事は有料記事です。

残り1082文字(全文1496文字)

あわせて読みたい

注目の特集