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今、皇室に思うこと

一時的な事象で皇室語るべきではない 元宮内庁長官・羽毛田信吾さん

天皇在位30年を祝って開かれた政府主催の記念式典でおことばを述べられる上皇さま=東京都千代田区の国立劇場で2019年2月24日(代表撮影)

 「象徴としての天皇像を模索する道は果てしなく遠く、これから先、私を継いでいく人たちが、次の時代、更に次の時代と象徴のあるべき姿を求め、先立つこの時代の象徴像を補い続けていってくれることを願っています」。上皇陛下は退位前の2019年2月、政府主催の在位30年記念式典のおことばで、こう述べられた。

受け継がれている象徴像 

 上皇后陛下とともに築き上げてきた国民と積極的に接し、国民に心を寄せ、国民と苦楽をともにするという基本姿勢は現在の憲法、民主主義における象徴天皇像の到達点だ。天皇陛下を見ていると、上皇陛下からこの基本姿勢をしっかりと受け継がれていると感じる。

 一方、時代が移りゆく中で、天皇としてどのように活動し、具体的に何をなしていくのかは、在位30年記念式典のおことばにもある通り、時の天皇が時代の状況、起きた事象を踏まえて考えていくことだ。天皇陛下はこういうふうにされるべきではないか、というようなことを申し上げるべきではないと思う。

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