人口820人の神恵内村 観光、漁業先細り…「やむなし」の声 核ごみ調査応募へ

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神恵内青少年旅行村に掲げられた交付金施設を示す立て札=北海道神恵内村で2020年9月24日午後2時23分、高橋由衣撮影
神恵内青少年旅行村に掲げられた交付金施設を示す立て札=北海道神恵内村で2020年9月24日午後2時23分、高橋由衣撮影

 高レベル放射性廃棄物(核のごみ)最終処分場の選定に向けた文献調査への応募に大きく動き出した北海道神恵内(かもえない)村は、泊原発がある泊村に隣接し、電源3法に基づく原発交付金を1984年から受け取ってきた。その恩恵もあって村は平成初期に潤ったが、近年は主要産業が衰退。人口減少にも歯止めがかからず、かつて約2000人いた村は現在約820人と過疎化が進む。文献調査を受け入れれば国からの交付金最大20億円が村の再生に資する可能性があり、「応募はやむなし」とする村民も少なくない。

 「電源立地促進対策交付金施設」。村中心部にほど近いキャンプ場「神恵内青少年旅行村」ではロッジなどの建物一つ一つに、こう記された白いプレートが取り付けられている。

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