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9年半前の東日本大震災で犠牲になった姉をモチーフに、石巻市の中学1年、佐藤珠莉さん(13)が小説を書いた。9月10日発売の地域誌に掲載された。自身をモデルにした少女が亡き姉と「再会」し、互いに幸せを願う物語。珠莉さんは「家族がいるのは当たり前じゃないと伝えたい。周りの人や家族を大切にしてくれたら」と話す。
タイトル「真っ白な花のように」は、幼稚園児だった姉愛梨ちゃん(当時6歳)が見つかった場所に咲いたフランス菊の花にちなんだ。今春、約1カ月をかけて書き上げた短編だ。
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