欧州連合(EU)は1~2日、ブリュッセルで首脳会議を開催し、東地中海のガス田権益を巡るギリシャ・キプロスとトルコとの対立や、8月の大統領選後に混乱が続くベラルーシ情勢などを話し合った。首脳らは2日未明、キプロス沖で資源開発を強行するトルコを「国際法違反」だと批判し、対話による解決がなされなければ、制裁措置も辞さない方針で一致した。ベラルーシについては、ルカシェンコ政権が抗議デモに対する不当な暴力や抑圧を行っているとして、政権幹部らに対し制裁措置を発動することで合意した。
東地中海情勢を巡り、EU首脳らは声明で、加盟国であるギリシャ、キプロスとの「全面的な連帯」を表明。特にキプロス沖での掘削についてはトルコに対し、「主権の侵害」と強く非難し、「国際法を尊重し、誠実な対話と交渉を通じて対処」するよう求めた。
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