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トランプ氏、コロナ感染 中林美恵子氏・早稲田大教授/前嶋和弘氏・上智大教授

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中林美恵子氏
中林美恵子氏

 共和党のトランプ米大統領(74)の新型コロナウイルス感染は、投票まで残り1カ月に迫った大統領選にどのような影響を及ぼすのか。民主党候補のバイデン前副大統領(77)の戦い方も変わるのか。専門家に話を聞いた。

症状悪化なら、再選厳しく 中林美恵子氏・早稲田大教授(米国政治)

 トランプ大統領の症状次第で、オクトーバー・サプライズ(選挙戦終盤の10月に選挙情勢に影響を与える出来事)になる可能性が非常に高い。新型コロナはトランプ氏が選挙戦において最も焦点を当てられたくなかったポイントだ。しかし症状が深刻になれば終盤で再びコロナに注目が集まることになる。従来のコロナ対策の問題点や、感染で家族を失った人などの悲しみを掘り起こすきっかけになってしまう。症状が悪化すれば再選は厳しいだろう。

 トランプ氏の場合は「同情票」は集まりにくいのではないか。彼の岩盤支持層は、彼が相手を攻撃してたたきつぶすのを見て胸のすくような思いをしてきた。その攻撃力がなくなれば岩盤支持層は落胆すると思う。

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