なぜ河野氏は改革を急ぐのか 「はんこ」「長時間労働」にメス くすぶる不満

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河野太郎行政改革担当相=田辺佑介撮影
河野太郎行政改革担当相=田辺佑介撮影

 河野太郎行政改革担当相が、菅政権の発足直後から行政改革や規制改革への取り組みを加速させている。全省庁に要請した行政手続き上の押印廃止は大半が実現する見通しで、長時間労働がはびこる霞が関の中央省庁の働き方にもメスを入れようとしている。省庁の抵抗も予想される中、改革を急ぐ理由はどこにあるのか。

 「超過勤務にサービス残業が入っていないなど、肌感覚と違う数字が出ている。霞が関の状況を可視化するのが改善の一歩だ」。河野氏は2日、霞が関の働き方改革をテーマにした会合で、職員が職場にいた時間を示す「在庁時間」を調査するよう全省庁に求める方針を示した。残業代の基準となる「超過勤務時間」との隔たりを明らかにしたい考えだ。

 河野氏は菅義偉首相の指示を受け、就任翌日の9月17日に行政改革について意見を広く募る「縦割り110番」を自身のホームページに開設。直後に4000件…

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