ホームレス状態の人々に雑誌を路上販売してもらい生活再建の支援をしている「ビッグイシュー日本」が、東京都新宿区・神楽坂に「夜のパン屋さん」を開いた。都内の人気店から売れ残りそうになったパンを安く仕入れ、夜間に一般販売する。生活困窮者に「すぐにできる仕事」を確保するとともに、食品の廃棄量を減らしていこうとする初の試みだ。【奥村隆】
プレオープンの10月1日は「食品ロス削減推進法」の施行日。地下鉄東西線・神楽坂駅前の書店兼カフェ「かもめブックス」の軒下の“店”には、販売予定時間の30分前には長い行列ができた。時間を繰り上げ販売を始めると、パンを詰め合わせた1400円や750円の袋が次々に売れ、わずか1時間で完売、販売員から拍手がわき上がった。
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