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学術会議任命拒否

日本学術会議が推薦した新会員候補6人を菅首相が任命しなかった。極めて異例の事態の背景や問題点を追います。

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学術会議、6人の任命要望書を正式決定 拒否理由説明改めて請求も

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3日に開かれた日本学術会議の法学委員会。委員になる予定だった14人のうち3人が会員に任命されず、うち岡田正則・早稲田大教授(右)ら2人はオブザーバーとして参加した=東京都港区で2020年10月3日、池田知広撮影
3日に開かれた日本学術会議の法学委員会。委員になる予定だった14人のうち3人が会員に任命されず、うち岡田正則・早稲田大教授(右)ら2人はオブザーバーとして参加した=東京都港区で2020年10月3日、池田知広撮影

 日本学術会議(梶田隆章会長)は3日の幹事会で、新会員候補の6人の任命を拒否した菅義偉首相に対し、理由の説明とこの6人の任命を求める要望書を正式に決定した。幹事会後に報道陣の取材に応じた梶田会長は「理由を教えてもらわないと学術会議として何をすればいいのか分からない」と述べた。学術会議事務局によると、3日付で内閣府官房人事課に要望書を送付した。

 学術会議は前会長の山極寿一・京都大教授が9月末、菅首相へ任命拒否の説明を求める文書を提出したが、まだ返答はない。決定した要望書では「山極寿一前会長がお願いしたとおり、推薦した会員候補者が任命されない理由を説明いただきたい」と改めて回答を要請した。また「推薦した会員候補者のうち、任命されていない方について、速やかに任命していただきたい」と6人の任命も求めた。

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