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大山口列車空襲の語り部 伊木弟一郎さん 自分や被災者の体験継ぐ /鳥取

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伊木弟一郎さん=大山町の大山公民館で2020年9月8日午前10時9分、柴崎達矢撮影
伊木弟一郎さん=大山町の大山公民館で2020年9月8日午前10時9分、柴崎達矢撮影

伊木弟一郎(いぎ・ていいちろう)さん(89)

 第二次世界大戦末期の1945年7月28日、大山町で米軍艦載機3機が列車を襲い、45人以上が亡くなった大山口列車空襲の語り部を続ける。当時は木の上の監視台で空襲を目撃した。「青少年が平和な世の中で希望に満ちた生涯を送れるよう、少しでも役に立ちたい」と願い、小中高生らに戦争体験を語り継いでいる。

 45年3月、大山町内の国民学校高等科時代に米子(三柳)飛行場(米子市)にあった滑空訓練隊に入った。米軍の爆撃機や艦載機が米子飛行場などを爆撃し、伊木さんたちは穴が開いた滑走路を埋め戻す作業に追われた。訓練中は失敗すると棒で尻をぶたれた。「人間扱いじゃなかった」と振り返る。

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