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開かれた新聞委員会

2020 座談会(その2止) 政治報道をより透明に

吉永みち子委員

 

 高塚局次長 官房長官会見は一定程度は丁々発止で行われ、追加質問もできます。首相会見は事前に質問を提出する形なので、改善しようと協議を始めています。追加質問については、司会する内閣広報官が追加質問する記者を指さないのが現状で、それを変えていかねばならないと思っています。

 吉永委員 今の記者会見を見ていると、記者クラブで自分たちの手足を縛って、当局に逆らったら情報がもらえないとおもねっているように感じてしまう。実際にあるかどうかは別だが、そう見える。そうしたことが国民の信頼感を損なっているのではないか。政治報道が一般の人にどう見えているかは、何を記者が聞き出すかによる。記者には国民に伝えなければいけないという迫力が感じられない。戦争で明らかだったように、政治のあり方によって一人一人の生活が激変することがある。私たち国民に代わって聞くのが記者だということを肝に銘じて、会見に臨んでほしい。

 高塚局次長 毎日新聞に限りませんが、政治部記者は永田町、霞が関向けに記事を書いているような側面があります。政治報道を読んでくれるのは、永田町や霞が関という報道スタイルを変えていかなければいけません。記者クラブと省庁との関係もなあなあのところがありました。しかし、誰もが発信できる今、これでは通用しません。読者は誰かということ、誰に向けて発信しているのかを真剣に考えていかない限り、政治報道は変われな…

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