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新型コロナと原発事故 やまぬ偏見、差別、風評…「誰もが当事者」「人を思う大切さ」

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インタビューに答える福島県の内堀雅雄知事=福島県庁で、渡部直樹撮影
インタビューに答える福島県の内堀雅雄知事=福島県庁で、渡部直樹撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、福島県内でも感染者を巡る偏見や差別的な言動が問題になっている。今春の感染拡大当初から差別的な言動を慎むよう呼び掛けてきた内堀雅雄知事と、学内の教員の感染が確認されたことをきっかけに、無関係の付属高校の生徒たちが嫌がらせを受けた郡山女子大の関口修学長に、現状認識や解決への糸口を聞いた。

「我がこと」と捉え、正しく恐れる 内堀雅雄・福島県知事

 ――東京電力福島第1原発事故を経験した立場から、コロナ禍の差別や偏見に積極的に発信している。二つの事象の共通点や差異をどう分析しているか。

 目に見えないものに対する恐怖や不安、それに対する嫌悪感や忌避感などは共通している。一方、新型コロナウイルス感染症は、ある日突然自分が偏見や差別を受ける当事者になるかもしれないという点では、性質が大きく異なると思う。現在ワクチンや特効薬はなく、この問題には人間の心理的な部分からしかアプローチできないと思う。

 ――どんな対応が考えられるか。

 大切なことは三つ。一つは差別や偏見を我がことと捉えてもらうこと。誰もが当事者となりうることを一人一人が認識することで、差別の抑止につなげる必要がある。

 二つ目は原発事故の際…

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