庭のレモン、泉北の顔 5年で1000本、市民が作る特産品 堺のニュータウン

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レモンを泉北ニュータウンのシンボルにしようと活動する苅谷由佳さん=2020年9月10日午後4時、高田房二郎撮影
レモンを泉北ニュータウンのシンボルにしようと活動する苅谷由佳さん=2020年9月10日午後4時、高田房二郎撮影

 堺市南区の泉北ニュータウンで、レモンを使ったまちおこしの市民プロジェクトが進んでいる。庭先などでレモンを育てて特産品にし、かんきつの香り漂う街にしようという取り組みだ。開始からの5年で増やしたレモンの木は1000本近くなった。関係者は「訪れた人をレモンが迎える街にしたい」と話す。

 プロジェクトは「泉北レモンの街ストーリー」。パソコン講師の苅谷由佳さん(57)が2015年夏、ニュータウンに住む知人ら12人と始めた。

 苅谷さんは堺市の中心部で育った。夫の転勤で北陸など各地を転々とした後、両親が1970年代から暮らした家を譲り受けて05年にニュータウンに移り住んだ。泉北丘陵を切り開いて生まれたニュータウンは緑が豊か。「空気がきれいで、自然が身近にある素晴らしい環境」とたちまち気に入り、整備が行き届いた街路を走る「緑道ランニング」が日課になった。仕事の傍ら、「大好きな街を輝かせたい」と、堺市が14年に募集した地域…

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