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ドローン最前線

/上 「商用」「武装」 光と影

米フロリダ州で新型コロナウイルスの感染拡大を受け、医薬品を運ぶドローンが活躍した=米宅配大手UPS提供

 無人で自由に操ることができるドローン。新型コロナウイルスの感染対策で注目される「非接触ビジネス」だけではなく、戦場やテロ対策などの軍事利用でも存在感を増している。ドローンは私たちの世界をどのように変えるのか。その最前線を追った。

 「今年5月以降、すさまじい数の問い合わせが寄せられている。過去最高の問い合わせ数だ」。小型ドローンの産業利用を手掛ける「ブルーイノベーション」(東京都文京区)の熊田貴之社長は身を乗り出して話し始めた。新型コロナウイルスの感染拡大を機に、人と人との接触を減らす「非接触ビジネス」に関心が集まり、そこに、セキュリティーに配慮する機運が重なった。ドローンに追い風が吹く。

 工場の内部や煙突、送電線、大口径の下水道の点検、倉庫の在庫管理などにドローンを使いたい。そんな問い合わせが多い。「コロナ以前は本社の経営戦略室のような部署から将来的課題としての相談が多かった。だが、コロナ後は現場からが増えた。オフィスだけではなく現場のリモート化も喫緊の課題となり、『今すぐ使いたい』というフェーズに入った」。国、企業、自治体の本気度を肌で感じる熊田社長は「これまで5年後か10年後…

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