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悼む

元衆院副議長・渡部恒三さん=8月23日死去・88歳

渡部恒三さん=石井諭撮影

 「どもなー」と、会津なまりのズーズー弁が出ると、どうしても場がなごむ。生き馬の目を抜く政界にあって、稀有(けう)な存在感を放った政治家である。地元ではお国言葉、中央では標準語を使い分ける国会議員は多いが「会津弁以外、聞いたことがない」と長年仕えた秘書は言う。

 コロナ禍の8月27日、福島県会津若松市でひっそり営まれた家族葬には、中国の唐家璇・元外相から弔電が寄せられた。日中国交正常化前年の1971年、国会議員の訪中団に参加した。

 当時の周恩来首相に「次の田中角栄の内閣ができたら国交正常化をしましょう」と直訴したという。晩年、そのことを、外交問題の研究者である一人息子の恒雄氏(56)に誇らしげに語った。20代の頃に石橋湛山元首相の秘書を務め、日中関係重視は石橋譲りだった。

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