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「アイヌ」学習、機会に地域差 「道外でも生の声聞き理解深めて」

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カードを使って児童たちにアイヌ語を指導する講師の関根健司さん(中央)=二風谷小で
カードを使って児童たちにアイヌ語を指導する講師の関根健司さん(中央)=二風谷小で

 <kyoiku no mori>

 2019年に施行されたアイヌ施策推進法で、先住民と明記されたアイヌ民族。20年7月には北海道白老町にアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」が開業し、改めて注目が集まる。20年度から全面実施された小学校の学習指導要領にも「アイヌ」が盛り込まれているが、どう教えるかは現場任せ。熱心に取り組む地域がある一方、学ぶ機会の地域差が課題になっている。【高橋由衣】

 「オハウ(汁物)! トノト(酒)!」。カードを2枚めくると、それぞれアイヌ料理の汁物と酒の絵が描かれており、児童たちはアイヌ語で声を合わせた。北海道平取(びらとり)町の二風谷(にぶたに)小の体育館で8月28日、全校児童12人がグループになり、神経衰弱ゲームで盛り上がっていた。

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