ヤングケアラー全国調査 中高生の介護実態 厚労省方針

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 通学や仕事をしながら家族の介護や世話をする子ども「ヤングケアラー」の問題で、政府は初めて全国の教育現場に対して実態調査を行う方針を固めた。ヤングケアラーは介護の負担が過度になれば、学業や人格形成、進路などに深刻な影響が出るという懸念が指摘されているが、過去の実態調査は一部自治体や研究者のものにとどまる。政府が国内のヤングケアラーの把握に乗り出すことで、支援・対策の本格化に向けた第一歩となりそうだ。

 ヤングケアラー問題を所管する厚生労働省は、各都道府県や市町村の教育委員会を通じて、ヤングケアラーの人数や介護などをしている家族は誰か、具体的な内容や子どもの負担の度合いなどを尋ねる方向で、文部科学省と協議している。今回は中学生と高校生の実態調査を想定する。厚労省は今冬に調査に着手し、今年度末までに結果をとりまとめたい考えだ。

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