障害者「分身ロボット」が神奈川県庁案内 自宅などから遠隔操作 就労支援に

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神奈川県庁内を案内する分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」。移動が困難な障害者が、分身ロボットを通じて話しかけてきた人と会話をしている=横浜市中区の県庁で、木下翔太郎撮影
神奈川県庁内を案内する分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」。移動が困難な障害者が、分身ロボットを通じて話しかけてきた人と会話をしている=横浜市中区の県庁で、木下翔太郎撮影

 移動が困難な障害者が自宅などから遠隔操作する分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」が、神奈川県庁のロビーで来庁者の案内業務にあたっている。県が掲げる共生社会の実現に向け、障害者の新たな社会参加や就労支援を目指す取り組み。県の担当者は「オリヒメの活用によって就労の新たな可能性が社会に認知されて、広がっていけば」と期待を寄せる。【木下翔太郎】

 「すみません、医療課はどこにありますか」。9月下旬、県庁新庁舎1階のロビーで、来庁者役を務めた県職員が、入り口付近に設置されたオリヒメに話しかけた。オリヒメは、職員の方向にゆっくりと顔を向けると、「こんにちは。この建物の3階にあります」とはっきりとした声で答え、左手をあげて「左手エレベーターをご利用ください」と乗り場を案内した。

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