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新型コロナで葬儀用の需要が減り、9月上旬の台風10号被害が重なって、宮崎県のキク農家が苦しい経営を強いられている。
「ちょうど出荷前だった。曲がったり傷が付いたりすると等級が下がる」。同県高原町のキク農家、竹之内藤男さん(67)はキクを見つめてつぶやいた。JA宮崎経済連によると、等級が一つ下がると1本当たり20円程度差が出るという。
1989年に初出荷した竹之内さん。現在は夏キクと秋キクを40アールの土地で栽培し、8割をJAに出荷し、残りの2割は直売所で販売している。
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