高浜3、4号機運転停止求め町民ら提訴 規制委の「バックフィット命令」根拠に

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高浜原発3、4号機の運転停止を求めて提訴するため名古屋地裁に向かう原告と弁護団=名古屋市中区で2020年10月5日午前11時49分、井口慎太郎撮影
高浜原発3、4号機の運転停止を求めて提訴するため名古屋地裁に向かう原告と弁護団=名古屋市中区で2020年10月5日午前11時49分、井口慎太郎撮影

 最新の技術や知見に基づいて原発の安全対策の更新を命じる「バックフィット命令」が出された関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)について、高浜町や名古屋市など5府県の9人が5日、新たな安全基準に適合するまで国に運転停止を命じるよう求める訴訟を名古屋地裁に起こした。原告弁護団によると、バックフィット制度を巡って原発の停止を求める訴訟は全国で初めて。

 原子力規制委員会は2019年6月、高浜3、4号機を含む関電の3原発に対し、想定を超える火山灰が降る可能性があるとして安全対策の更新を命じた。鳥取県の大山(だいせん)の噴火規模見直しを踏まえた対応だが、規制委は、大山は活火山ではなく切迫した状況ではないとの理由で、運転停止は求めなかった。

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