「あいさつの言語、もっと増やさないと」多国籍化する夜間中学 学びへのニーズ消えず

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正門に掲げられた夜間中学の看板。漢字にはルビが振ってある=茨城県常総市の市立水海道中学校で2020年9月11日午後4時29分、成田有佳撮影
正門に掲げられた夜間中学の看板。漢字にはルビが振ってある=茨城県常総市の市立水海道中学校で2020年9月11日午後4時29分、成田有佳撮影

 自治体に夜間中学の設置を促す「教育機会確保法」施行から3年が経過し、夜間中学が相次いで新設されている。2020年度に開校した茨城県常総市立水海道中学校夜間学級(服部仁一校長)もその一校だ。新型コロナウイルスの感染拡大で入学式が2カ月先延ばしになったが、10~70代の多国籍の生徒20人が入学。学び直しや日本社会とのつながりを育む場として期待される、夜間中学の1日に密着した。

「私も学校で学びたい」

 常総市は人口6万2737人。外国籍の住民が5485人で、人口に占める比率は8・7%(9月現在)と全国の総人口に占める約2%を大きく上回る。市内には食品工場があり、日系ブラジル人らが多く勤務する。市は多文化共生を目指す施策の一つとして、19年2月に夜間中学設置を発表。北関東で初の開校に向け、急ピッチで準備を進めた。

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