無職や引きこもりの50代の子を80代の親が養って困窮・孤立する「8050問題」を巡り、民間の支援センターの設置が高知県で進められている。子どもたちに無料や低額で食事を振る舞う「子ども食堂」をモデルに、当事者が食事を共にする食堂の設置などを構想する。8050に限らず、社会から断絶して貧困や孤独に苦しむ「限界家族」の力になろうと「8050『限界家族』支援センター」と命名。将来は全国に広げるモデルとして注目され、クラウドファンディング(CF)で資金を募っている。
設置するのは高知市の一般社団法人「エスポワール高知」。支援センターは市内の物件を借り、無料の会員制の施設として運営。会員となった当事者に食事を低価格で提供する食堂や、24時間相談に応じるフリーダイヤルを設置し、当事者が悩みを語り合い交流する場にすることを目指す。
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