対中巡り微妙な温度差 共同声明見送る 日米豪印外相会談

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日米豪印外相会合に臨む(左から)ジャイシャンカル印外相、茂木敏充外相、ペイン豪外相、ポンペオ米国務長官=東京都港区の外務省飯倉公館で2020年10月6日午後5時19分、長谷川直亮撮影
日米豪印外相会合に臨む(左から)ジャイシャンカル印外相、茂木敏充外相、ペイン豪外相、ポンペオ米国務長官=東京都港区の外務省飯倉公館で2020年10月6日午後5時19分、長谷川直亮撮影

 東京で6日に開催された日本、米国、オーストラリア、インド4カ国の外相会談は、新型コロナウイルスの感染拡大下で影響力を増す中国を念頭に、民主主義などの価値観を共有する「同志国」が結束をアピールする場となった。4カ国の連携に向けた機運は高まっているが、米国が中国との対立を強める一方、日本は経済回復に向けた中国との関係改善を重視するなど対中姿勢にはズレも出始めている。

米中の間で日本は「股裂き」の懸念も

 「さまざまな分野で既存の国際秩序が挑戦を受け、新型コロナウイルスの拡大はこの傾向を加速化させている。我々志を同じくする4カ国の外相が東京に集まり、対面だからこそできる胸襟を開いた議論で認識を共有し、協力を深めたい」。茂木敏充外相は会談の冒頭で中国を名指しせず、4カ国の連携の意義を強調した。

 日…

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