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79歳でスゲ笠(がさ)づくりを始めた職人が新潟県南魚沼市にいる。同市長崎、釼持(けんもつ)忠一さん(82)。3年前、スゲ笠づくりを紹介する新聞記事を偶然読んだことがきっかけで始めたといい、今では商品として販売するほどの腕前になった。
幼いころ、父親のわら仕事を傍らで見ながら縄をない、草履やすっぺ(雪靴)を作った釼持さんだったが、スゲ笠作りは初めてだった。記事で紹介された職人に頼み込み、何度か足を運んで基本的な技術を身に付け、同時に自身も試行錯誤を重ねたという。2…
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