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 江戸時代が役割社会であることはたびたび書いてきた。ところが、その役割をまじめに考えているのかというと、そうでもない。「気質(かたぎ)物」と呼ばれるジャンルがあった。「世間~気質」という題名で、身分、立場、職業などで人が決まりきった発想をするのを誇張して描き、笑い、からかうのである。

 考えてみれば人間とは創造的な動物である。いかに役割社会であろうと、人はその典型を破り、ロールモデルの無いところから創造することができる。「象徴天皇」という極めて抽象的な役割を、上皇さまと上皇后さまは手探りで少しずつ創造された。トップはいかにあるべきかを一般論として考えるのではなく、今この世界で自分は何をなすべきかを考え…

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