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岩崎愛さん 歴史眠る公園に小さな旅 /埼玉

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大宮公園内の「遊園地ホテル」の跡地を歩く岩崎キャスターと宮瀧さん(右)=岩崎さん提供
大宮公園内の「遊園地ホテル」の跡地を歩く岩崎キャスターと宮瀧さん(右)=岩崎さん提供

 台風12号が首都圏に近づいていた9月下旬。10月5日の「ひるまえほっと」で放映された「旅ロケ」をやりました。新型コロナウイルスの影響で、私がこの手のロケを担当するのは、今年まだ3回目。2月に梅の見ごろを迎えていた越生町、7月にアニメ文化が根付く秩父をリポートして以来でした。

 今回のロケは、絵はがきを手がかりに、埼玉県内のかつての「リゾート地」を巡るというものでした。場所は、さいたま市内の「大宮公園」(大宮区、見沼区)と「別所沼公園」(南区)の2カ所。明治から昭和の時代、両公園が箱根や軽井沢と肩を並べるリゾート地だったと聞いて、意外に思いませんか? 少なくとも私は「へーっ!」でした。

 旅に同行していただいた案内人は、元学芸員で大東文化大学文学部教授(観光歴史学)の宮瀧交二さん。「日刊! さいたま~ず」でもおなじみの「埼玉史の達人」ですが、30年前から県内の名所を扱った絵はがきを収集し、3000枚を所有しています。その中から両公園の絵はがきを何枚か選び、今の風景と比べてみることにしました。

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