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新型コロナウイルスの治療のため入院していたドナルド・トランプ大統領(74)が5日、ホワイトハウスに戻った。療養を続けながら執務に復帰する。高齢による病状悪化や周囲の感染リスクを承知で復帰を急ぐ背景には、11月3日の投票日まで残り1カ月を切った大統領選で、対立候補のジョー・バイデン前副大統領(77)にリードされる情勢への強い危機感がある。
5日夕、トランプ氏の退院を前に、病院の玄関には照明器具が設置されていた。建物を出る同氏の姿を確実にテレビカメラに映すためだ。病院を後にし、大統領専用ヘリコプターでホワイトハウスに降り立ったトランプ氏は通常の入り口から住居棟に入らず、わざわざ外階段から2階バルコニーに上り、撮影用に並べられた国旗の前で敬礼ポーズをとった。
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