菅義偉政権の発足後初となる経済財政諮問会議が6日開かれ、菅首相は「予算編成作業にあたっては、民間需要の喚起につながる施策に重点化していく」と述べ、経済回復に向けた予算作りを指示した。9月末に締め切られた2021年度予算の概算要求は過去最大規模。7日には政府税制調査会も開かれ、税制改正作業も本格化する。強まる歳出拡大圧力の中で財政規律をどう維持するか、課題は多い。
会議では民間議員が、デジタル化や規制改革を大胆に進めるよう提案。データを活用した費用対効果の高い歳出改革も求めた。年末に向け予算編成や税制改正に絡む政府内の調整はこれから激しさを増すが、取りまとめは一筋縄でいきそうにない。
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