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維新「決戦」に向け熱狂封印 大阪都構想住民投票

大阪都構想の住民説明会であいさつする大阪維新の会代表の松井一郎大阪市長(左)と同代表代行の吉村洋文大阪府知事=大阪市北区で2020年9月26日午前10時32分、木葉健二撮影

 大阪市を廃止し、四つの特別区に再編する「大阪都構想」の2度目の住民投票が10月12日に告示、11月1日に投開票される。大阪の未来を大きく左右する「決戦」に臨む主要政党の内情を探った。

「冷静な投票」呼びかける背景に苦い経験

 「前回のがむしゃら感というものが自分にあんまりない。やるべきことは全てやったし、後は皆さんに冷静に判断してほしい」

 大阪市主催の住民説明会を終えた10月4日夕、大阪維新の会代表の松井一郎大阪市長は、報道陣に12日の告示を待つ心境を打ち明けた。隣に立つ維新代表代行の吉村洋文大阪府知事も「冷静に大阪の未来を判断いただきたい」と同調した。

 松井氏らが「冷静な投票を」と強調するのは、2015年5月の住民投票の苦い経験があるためだ。当時は維新代表で市長だった橋下徹氏が前面に立って39回もの制度案の説明役を担い、市内中に橋下氏の写真入りポスターが張られた。

 住民投票は橋下氏への信任投票的な色を帯びた。賛成派が熱狂的に支援する一方で、反対派は拒絶。「都構想で水道料金が上がる」「敬老パスが廃止される」など制度案に書いていない「情報」も流れ、「デマだ」「懸念は本当だ」と市内は分断状態に陥った。関…

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