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新聞協会賞に本紙「にほんでいきる」 編集部門で5年連続32件目、最多更新

就学不明になっている外国籍子どもの存在を浮き彫りにするなどした「にほんでいきる」の掲載紙面=東京本社で、手塚耕一郎撮影

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 日本新聞協会は7日、2020年度の新聞協会賞を発表した。優れた報道に贈られる編集部門で、毎日新聞東京本社の「『にほんでいきる』 外国籍の子どもたちの学ぶ権利を問うキャンペーン報道」(企画部門)など6件が選ばれた。毎日新聞の編集部門での受賞は5年連続32件目で、同部門の最多記録を更新した。

 「にほんでいきる」取材班(代表=奥山はるな・前編集編成局社会部)は、外国人労働者の受け入れ拡大を図る19年4月の改正入管難民法施行を前に、日本で生活する外国籍の子どもの少なくとも約1・6万人が、学校に通っているか分からない「就学不明」になっている事実を自治体への調査で浮かび上がらせて特報した。

日本新聞協会などの入る日本プレスセンタービル=東京都千代田区内幸町

 その後も、学校に通いながらも日本語教育が受けられない「無支援の子ども」が1万人以上いることや、特別支援学級の在籍率が日本人の2倍になっていることなどを特報。日本語を学ぶ場所すら見つけられずに孤立する子どもたちの姿、乏しい支援の現状をリアルに伝えた。

 報道を受け、文部科学省が就学不明の外国籍の子どもの全国調査に踏み切った他、政府が日本語教育と就学促進のための施策の実行に法的根拠を与えることを閣議決定。国全体で学ぶ権利確立を目指す動きが始まった。

 新聞協会は「国籍を問わず教育を受ける権利の拡充を訴え、外国人との共生社会実現に向けて問題を提起する優れたキャンペーン報道」と評価した。

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