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風刺の余地がないほどヒドくて滑稽だった
◆『100日で崩壊する政権』ぼうごなつこ・著(扶桑社/税別1300円)
この国のメディアには、政治に対する風刺が足りない。権力を茶化すことが無駄にタブー視されている。安倍晋三首相が辞意を表明した際に「まずはお疲れさまを言うべき」と権力側を代弁したコメンテーターがいたが、私物化を繰り返した政権下で疲れたのはこっちのほうだ。
話題になった『100日後に死ぬワニ』にあやかったタイトルで、3月28日からツイッターで毎日更新された100日分のマンガをまとめたのが本書。
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