北の大地、朽ちる作品の行方は 現代彫刻家・砂澤ビッキ

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壊れる前の「思考の鳥」。左からフクロウ、エゾシカ、キツツキ=撮影時期不詳(北海道大中川研究林提供)
壊れる前の「思考の鳥」。左からフクロウ、エゾシカ、キツツキ=撮影時期不詳(北海道大中川研究林提供)

 北海道の大自然に根ざした力強い作風で知られる現代彫刻家、砂澤ビッキ(1931~89年)の作品を巡り、北海道大の関係者が頭を悩ませている。北大中川研究林(北海道音威子府村など)にあるトーテムポール「思考の鳥」のうち、最後まで原形をとどめていた「フクロウ」が2020年4月に倒壊。ビッキが「自然は作品に風雪という名の鑿(のみ)を加えていく」と作品を自然に委ねる意向を示していたことを受け、朽ちるがままにしたり、部分保存したりと所有者の対応はまちまちなのだ。さて、今回はどうなる?

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