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コロナ禍の中、さまざまな苦難が続いている。このような時こそ詩歌人たちはむしろ活発な文芸活動を発揮している。大岡信のいう「うたげと孤心」ではないが、孤心を深める結果として、例年になく力作詩歌集の刊行が目立つ秋である。
現代俳句の重鎮、鷹羽狩行が5日、90歳になった。水原秋桜子、飯田蛇笏・龍太、山口青邨らのあとを受け毎日俳壇選者を代表する存在。歴史と現代性、言語の青春性と形式の美を兼ね備えた天性の俳人を祝う企画が、名誉主宰を務める俳誌「香雨」10月号(片山由美子主宰)で行われている。本来ならお祝いの会が開かれるところだが、紙面での紹介。橋本美代子、有馬朗人、高橋睦郎の3人がお祝いの言葉を寄せている。
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