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麺食い・列島味便り

のりラーメン 千葉県富津市 緑色中太麺に優しい香り

のりラーメンと自慢の大ぶりギョーザ=千葉県富津市の「いいのラーメン」で2020年9月19日、浅見茂晴撮影

 ちょっと早めの昼食を、と思い、のれんをくぐると、テーブル席は埋まっていた。座敷に上がると、草刈りを終えた自治会の関係者ら7、8人と建設現場の職人4人が続き、注文が飛び交った。

 頼んだのは、のりラーメン。1997年の東京湾アクアラインの開通に合わせ、特産品づくりの一環として、店主の沼田幾雄さん(71)が、江戸前を支える市特産ののりを麺に練り込んだオリジナルの自家製麺を開発した。乾燥させたのりをパウダー状にして小麦粉とオリジナルの配合で混ぜるだけだが、のりをただ練り込むと、麺がちりぢりに切れてしまう。季節やその日の気温や湿度によって水の量を調節するなど試行錯誤を繰り返し、緑色の中太麺が完成した。

 スープは鶏ガラや豚骨に、すっきり味のしょうゆがベース。トッピングは、約10センチ角ののりが3枚付いて、チャーシューにメンマ、ナルトに加えて、のりの上に乗せた少し甘めのアサリのつくだ煮がアクセントになっている。冬から春には生のりを追加トッピングもでき、のりざんまいとなる。麺をすすれば、優しくのりの香りが鼻の奥に広がり、同店の一押しとなっている。

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