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激動の世界を読む

菅政権下の日韓関係 リアリズム土台に修復を=慶応大名誉教授・小此木政夫

(右)菅義偉首相と(左)文在寅・韓国大統領=AP

 菅義偉新首相について、いろいろな人物評が語られている。共通して指摘されているのは「徹底したリアリスト」の側面であり、国家観や歴史観を含めて政治、外交的な理念(イデオロギー)に縛られないことである。柔軟に対応できる「現世利益追求型」との指摘もある。日韓関係にとって、これらはいずれも好ましい資質だろう。

 韓国に文在寅政権が誕生してから3年半近くになるが、日韓双方の指導者にとって、それは相互学習のプロセスであった。朴槿恵(パククネ)大統領弾劾後、韓国に誕生した進歩(革新)政権は、文字通りの「反日」ではないにしても、日本をほとんど経験したことのない人々によって担われていた。何よりも、歴史的に培われた被害者意識を継承するイデオロギー集団であった。

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