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今、皇室に思うこと

新型コロナの影響で天皇、皇后両陛下をはじめ皇族方が国民と触れ合われる機会がほぼなくなりました。皇室と国民の関係は。

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今、皇室に思うこと

陛下はテレビやオンラインでお姿を見せ「希望のお言葉を」 コラムニスト・辛酸なめ子さん

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コラムニストの辛酸なめ子さん=東京都千代田区で2020年3月8日、竹内紀臣撮影
コラムニストの辛酸なめ子さん=東京都千代田区で2020年3月8日、竹内紀臣撮影

即位儀式が終わっていて良かった

 今思えば、天皇陛下の即位の儀式を昨年執り行うことができたのは、すごいタイミングだった。現在の新型コロナウイルス禍では、各国の王族らを招いた華やかな饗宴(きょうえん)の儀はもちろん、大勢の人が沿道に集い、祝福ムードにあふれた即位のパレードも絶対できなかっただろう。厳粛な大嘗祭(だいじょうさい)もどうなっていただろうか。本当に幸運だったと感じている。

 天皇、皇后両陛下はさまざまな専門家から社会で起きているコロナ禍の影響について何度も説明を受けられている。感染拡大が懸念される状況では、被災地などに赴き、国民を直接励ますことなどもできない中、悩みながら国民のことを思って行動しているように感じる。

 疫病と皇室と…

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