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東日本大震災10年へ

原発事故前線基地、福島「Jヴィレッジ」(その2止) 人つなぐ灯、絶やさぬ

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東日本大震災当時を振り返る高田豊治さん=福島県いわき市で2020年6月26日、関谷俊介撮影
東日本大震災当時を振り返る高田豊治さん=福島県いわき市で2020年6月26日、関谷俊介撮影

 <1面から続く>

コロナで五輪延期、苦難の「Jヴィレッジ」 賠償金頼み、脱却目指す

 東電が約130億円かけて整備し、福島県に寄付されたJヴィレッジ。県、東電、日本サッカー協会などの出資で設立した運営会社が、施設所有者となった県の外郭団体「県電源地域振興財団」に年間1億円余りの賃借料を支払う運営形態となった。その運営を支えたのは、東電や重工メーカーから運営会社への年間2億円を超える協賛金だった。

 だが、2008年のリーマン・ショックのあおりなどで協賛金は1億数千万円まで減る。「運営形態を改めないともたない」と、運営会社副社長だった高田豊治さんは10年に県幹部に直談判した。幹部は県議会との約束を盾に渋ったが、「全国から憧れて練習に来る子どもたちがいる。福島の宝物である施設をもっと評価してほしい」と説得を続けると、傾きかける。しかし、翌年の大地震と原発事故で話は立ち消えとなった。

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